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2006年5月27日 (土)

医療水準論-その2

医療って 」さんから、またコメントを頂いた。コメントにコメントで回答すると、非常に分かりにくいので、記事の方で回答させて頂く。
 まず、医療水準に関するコメントについて、

① 診療当時の臨床医学の実践における医療水準は何をもって妥当な医療水準とするのでしょうか。
 あからさまに言えば、都会の大病院と僻地で医師一人で行う医療は当然違います。それは医師個人の資質よりも設備・マンパワーの違いが大きいと思います。

 
 これは当然です。裁判所も開業医と大学病院の医療水準を同一としていません。これは「医療って」さんからのコメントに対して(1)ー医療水準論           の記事の医療水準の2で明らかです。

 また例えば海外では標準的で有効とわかっていても保険適応が通っていないものはどうするべきだとお考えでしょうか。現実的には病院の持ち出しで行っていることも多いですがそれも限界があります。そして最先端の花形医療(以外地味なだけど大切なことはなかなか変えてもらえません。

 海外の標準的な医療行為が、日本では「臨床医学の実践」となっていない場合、それは日本の医療水準とはなりません。
 海外で多くの実践の結果有効と判明しているのに日本では保険適応とされていない治療行為や認可の通っていない薬があることは存じていますが、それは行政の問題です。これは、医師と患者側が本来一体となって行政に訴えていかなければならない問題だと思います。、

 結局は妥当な医療水準とは、標準的な医師が行っている医療なのではないのでしょうか。
アフリカの医療とアメリカの最先端医療は違います。その国・地域がどのくらい医療にお金をかけているかで変わるし、それが一般的に慣行されている医療だと思います。だから私は一介の医師であり最高裁の判断にけちをつけることはできませんが、3はあまり納得できません。

 アフリカやアメリカの医療が「日本の臨床医学の実践」の参考にならないことは前記のとおりです。
 「標準的な医師が行っている医療」が、医療水準の2の「当該医師の専門分野、所属医療機関の性格、地域の医療環境等の諸般の事情を考慮」した上での標準的な医療行為であれば、それはまさに最高裁のいう医療水準です。
 「医療慣行」というのは、これとは違います。レベルの低い医療行為であっても「医療慣行」となりかねません。「金がないから、人が足りないから、設備がないから」というのは理由にならないと思います。他に患者の引き受け手のない僻地医療や救急医療は別として(「僻地」や「救急」であることは医療水準で考慮されます)、自分の病院で上記理由のために適切な医療行為ができないのであれば、他の病院に直ちに転院させるべきです。
 もっとも、物的人的設備が不十分で医療ミスが起きた場合、病院の経営問題が絡んできますので、個々の医師(勤務医師)の方を責めても仕方がないことがあります。民事訴訟では、被告を病院の経営主体に限ることが通常です。

 医療水準を決めるためには学会も日本としてのガイドラインを決めなくてはいけません。ただ大事なことは患者さんへの不要な侵襲、医療経済を考えれば100%問題ないガイドラインなんて作れないし、それを批判していたら医療は成り立ちません。そして医療の中にはガイドラインで規定できないこともたくさんあります。
  
 確かに、日本の医療行為のスタンダードが何なのか、標準的な医学書や教科書でも書いてあることが違いますし、医師ごとに主張が違っていて、私たちも困ることが多いのです。アメリカの学会ではいろいろなガイドラインを定めていて、これが訴訟の場で出てくることも多くなりました。日本でガイドラインを策定することが難しいのはよく理解できます。
 「医療の中にはガイドラインで規定できないこともたくさんあります。」は確かにそのとおりです。どこまでが医師の裁量で許される行為なのかが問題となりますが、この裁量行為も無制限ではないはずです。

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